2011年5月30日月曜日

誰も知らない名言集・5/30

文学は、自分でもなく自分たちのものでもない存在のために涙を流す能力を醸成し、鍛錬してくれます。自分でもなく自分たちのものでもない存在に共感できないとしたら、私たちはどんな存在になっていたことでしょうか。少なくとも何度か、我を忘れることがなかったら、私たちはどんな存在になっていたことでしょうか。もし学ぶことが、許すことができず、自分たち以外の存在になることができなかったとしたら、私たちはどんな存在になっていたことでしょうか。

2011年5月26日木曜日

5/15から始まる一週間

15日、終日3331にて「群れが生きのびている。私を抱えて、離れて」本番。14時、18時半ともに満員御礼でした。ありがとうございます。終演後、打上。燃え尽きた一週間でした。いろいろ大変なこともありましたが、やっぱり集団で何かを目指すことは素敵です。ここに来ないと会えない人に会えたし、ここにいないと味わえない経験もできました。ご来場の方々もありがとうございます。収益の半分は3331を通して被災地に寄附させていただきます。また、今回の公演に関しての私なりのレビューはこちらです。(写真は打上げのペンと点のFくん)


16日、午前、3331より搬出。午後、仕事。夜、公演の後処理。その後、一人カラオケ。


17日、日中、仕事。夜、クラヤミノtonesミーティング。


18日、午前、洗濯、掃除、ウィリアムさん来宅(写真上)。午後、中川エリさん来宅(写真下)、その後、放課後子ども教室で小学生と遊ぶ。夜は自分の事務仕事。私はいま親と弟、弟の嫁、姪で同居しているのであんまり人を外から呼ばないのですが、6月から自宅でワークショップをやるのに向けていろんな人に下見に来てもらってます。天候がよかったのもありますが、不思議なことにお客さんがくると家が生き生きするようん気がします。リビングがリビングしているというか。こういう風通しの良さって今の家に久しくなかったと思いました。午後は中川さんと小学校で小学生と遊ぶ。これも別に日記が書きたいのですが、またの機会に。


19日、日中、仕事。夕方よりクラヤミノtones仕込み〜本番。今日の音は最高の最強に美しかった。ゲストの澤田さん、参加していただいた方に感謝。クラヤミノtonesレビューはこちら。(写真はリハのとき)


20日、午前、休み。午後、仕事。夜、大学院で作業後、ユキさん、ユキさんのお嬢さん(3歳)、松本さん、島野さんとカラオケ。まさかのユキさんのお嬢さん参加で、しかも、お嬢さんが始めは寝ていて、みんなでボリュームを落としてカラオケをするというレアなカラオケでした。途中から起きてきて、むすっとしていたのですが、後から聞いたら「お兄さんたちとお唄歌ったー、お兄さんたち電車乗れたかなー」と心配していただいていたとのこと。また一緒にお唄を歌おうねー(写真は熱唱するお兄ちゃん達)


21日、終日、はら塾カフェピクニック@代々木公園。当日の状況ははら塾カフェのブログにアップされています。新鮮なお野菜をたくさんジュースにしました。ピクニックっていいねー。(写真はソーラークッカーに挑戦しているところ)

2011年5月25日水曜日

5/19クラヤミノtones「女性のホーメイを聞く」レビュー

日時:5/19(木曜日)
気持ちのよい晴天で初夏を感じさせる陽気のなか
クラヤミノイベントだけになにか清々しい感じは少ないですが
ホーメイと晴天は相性はいいですよね。

ご存知でない方にホーメイとは
トゥバ共和国に伝わる伝統的な歌唱法です。
トゥバ共和国はアジアの中央に位置し、
隣接する民族の文化が入り混ざりながらも独自の文化を形成している国です。

今回のクラヤミノtonesはゲストをお迎えしました。
かつて、チャンドマニとのコラボレーション企画では
等々力さんお迎えしてクラヤミノtonesを行ったこともありました。

今回のゲストは澤田香緒里(ホーメイ、イギル)(写真)さんです。
とてもキュートな女性ですが、ホーメイとイギルは本物です。
澤田さんは2009年夏トゥバに3ヶ月に間渡り滞在し
草原やタイガの美しさ、 遊牧の営みに深い感銘を受け、
現地のホーメイのフェスティバルにも出場。
帰国後、モンゴルレストラン等で演奏活動をしています。
昨年5月には東京にてハワリンバヤル2010に出演。
その後、渡トゥバし、トゥバの伝統楽器イギルと共に古くから受け継がれている唄を学び
現在、都内にて演奏活動中です。

澤田さんは伴奏楽器としてイギルという楽器を弾きます。
イギルとは馬頭琴の親戚のような2弦楽器(3弦もある)です。
弦と弓はそれぞれ、馬の尻尾の毛100本程を束ねて作られています。 

スタッフ全員で16:00から会場準備を始めます。
今回はいつものようにアップリンクの映画鑑賞用の座席の配置を
きくは変えずに座席をつくりました。
しかし、試行錯誤のうえ、お客さんにはいい音で澤田さんの音を聞いていただきたいと
お客様と澤田さんの席をかなり接近させました(写真)。

座席を組んだ上で真っ暗チェック
さすがはアップリンク。
もう手慣れているというか、あっというまに完璧な暗闇ができあがります。
簡単な打合せをして、少し休憩をとった後は本番開始です。

クラヤミノtonesでは少しでも暗闇にナチュラルに慣れていただくように
目隠しをしたり、眼をつぶってもらって入場したりしていますが
今回は普通にお客様に入っていただきました。
お待ちの間にクラヤミノtonesの注意点、説明、また呼吸・発声ワークの内容の書いた用紙をご案内しました。(写真)


19時30分からクラヤミノtones開始しました。
澤田×クラヤミノtones倍音インストラクター・ウィリアムさんの対談形式で始まります。(写真)
ウィリアムさんから客席の今回のtonesに対する興味のポイント確認します。
「ホーメイ全般が気になってた」
「女性のホーメイが気になってた」
やはり、ホーメイ、また、女性のホーメイというのに関心を持たれてる方は多いようです。
皆さんと少しお話しした上で澤田さんのライブ。
文章では澤田さんの倍音をお伝えできないのが残念ですが
とても奇麗な倍音、そして、会場を充たすイギルのうねり、というか、層というか
なんだか澤田さんを中心に別の世界が会場を満たすような音楽でした。
よかったら、youtubeもご覧下さい。

ライブのあと対談形式のレクチャーです。
どんな時に演奏するのか、どうやって練習するのか、
客席からの質問にもこたえながらホーメーに対する理解をふかめました。
ホーメイの声は上野アメ横のおっちゃんの声を参考にするといいとのことで
会場の参加者も一緒にだみ声で「安いよ、安いよ」と言ったりしました。

澤田さんのレクチャーが終わった後はよりこの素敵な声を目指すため、
また、楽に実践するため、ウィリアムさんから呼吸と声のワークが行われました。
身体を風船のようにして息を吸い込み、
身体をスピーカーのようにして音を出し、
とてもわかりやすいイメージを添えて会場に説明していました。

この呼吸と声のワークで会場の発声の準備が整ってから
実際に段々と暗くしていきます(写真)。
最初の15分間は澤田さんのイギルと会場の声のセッション。
次の15分間は会場全体で自由に声を出す時間。
そして、また15分間、イギルと会場でセッションをしました。
澤田さんというすばらしお手本がいらしたからでしょうか、
今日の晴天が観客をホーメイが出しやすい身体にしていたのでしょうか、
ウィリアムさんの声と呼吸のワークの丁寧さからでしょうか。
この日のクラヤミノtonesの響きはさっきまで見えていた
アップリンクファクトリーの天井、壁がどこかにいってしまったかのように
遠くのほうから高い音、また、お祭のお囃子の音のような倍音が鳴り響いてました。
モンゴルの草原の夜と言ってもいいのかもしれません。

全員で声を出した後、10分間、澤田さんのライブを聞きました。
一番初めの音は音が形をもったように、色をもったように
なにか立体的なものが存在しているように私は感じました。
完全な真っ暗の中で、見えてる、とか、聞こえてる、とか、
目で、耳で、ではなく、体全体で澤田さんの音楽を味わう時間が流れました。
自然とアンコールも起きました。

最後に感想を聞きながら明るくしていきます。
澤田さんからも感想をおうかがいしました。
「とても気持ちがよかった」と言っていただけたのはとてもうれしかったです。

終わったあとはワンドリンクを味わいながら各自質問をしたりして終了しました。

澤田さん、また、参加していただいた参加者の皆様
ありがとうございました。

追伸;澤田さんのブログにもクラヤミノtones紹介していただきました。
ありがとうございます。

2011年5月23日月曜日

5/14-15『群れが生きのびている。私を抱えて、離れて。』レビュー

5/14(土)と15(日)に3331 Arts Chiyoda / 1F メインギャラリーにて
『群れが生きのびている。私を抱えて、離れて。』
http://leiruharantvideo.blogspot.com/2011/04/blog-post.html
の公演を行いました。
全4公演でしたが各会とも満員御礼となり、
入れなかったお客様にはたいへんご迷惑をおかけしました。
また、ご来場いただいた方はまことにありがとうございます。


さて、この作品は複雑系科学者である池上高志先生の作ったSound Swarm※と
音楽家・批評家である大谷能生さんがセッションをする作品です。
その全体を美術家の河村美雪さんが作品化しています。
(※Sound Swarmは大量のサウンドファイルが、まるで生き物のように
自律的に相互作用しながら群れを作り、
仮想空間を動き回るシステムです。)


難しいことは私はわからないので
作品の批評的なことは私はやめまして、
ここではこの作品の影の立役者たちをご紹介しようと思います。
(これも私が知っている範囲なので
私の知らないところでの立役者の方には申し訳ないですが)


<東京造形大学ペンと点のみなさん>
東京造形大学は八王子のほうにある美大です。
私は今年に入ってから旧学食で面白いことをしようとしている
ペンと点のメンバー(写真)とちょこちょこ会うようになり
今回も大いに手伝ってもらいました。
彼らなしではこの作品はできあがらなかったと思います。
スクリーンを作ってくれたり、
プロジェクタの台を作ってくれたり
暗幕を張ってくれたり
本当によくアシストしてくれました。
ありがとう!
あと、最終日のトークにはお忙しい中、
東京造形大学学長の諏訪敦彦先生もいらしていただきました。


<東京工芸大学の大海研究室のゼミ生>
プログラミングにもクレジットされている
大海悠太先生のゼミ生たちが手伝ってくれました。
東京工芸大学は厚木と中野にキャンパスがありますが、
大海研究室の方は厚木の方です。
遠くからどうもありがとうございました。
もくもくとスクリーンの設置方法を力学的に考えてくれたり(すごい!)
いろいろな買い出し作業もしてくれて、
ちょっと眼を離したときには仕事が終わってました。
あんまり話せなかったけど、本当に味わい深い若者たちでした。


<明治大学カメラクラブ>
私の出身サークル明治大学カメラクラブからは撮影スタッフとして
埴岡大樹さん(昼寝中の写真)が手伝ってくれました。
私の4年生のときに比べたら
顔も身体も、そして、技も熟達していて、
何人か子どもがいるんじゃないかと思いましたが
とっても若くて、腕がよくて、なにも心配もせずに全て任せてしまいました。
このイベントの本番の写真は全て彼が撮ってくれてます。
本当にありがとう。
またご飯を食べにいこう。


<BF.REC>
BF.RECクラヤミノtonesを主催している会社です。
今回の会場入口の暗幕はこのBF.RECからお借りしました。
大きくて、分厚い遮光のできる暗幕(写真)というのはとても高価で、
お借りすることができて本当に助かりました。
ありがとうございます。




<FOSTEX COMPANYのスピーカー>
会場を取り巻いていた6つのスピーカーは
FOSTEX COMPANYさんからお借りしたものです。
音がメインの難しい作品でしたが
FOSTEX COMPANYさんのお力添えがあって実現しました。
ボディもシンプルでかっこいいスピーカーで
私も家にほしいくらいですが、、、


<三申木材>
三申木材会場真ん中につってあったスクリーンの骨になっていた材木を買った材木屋さん。
浅草橋の駅のすぐ近くにあります。
お店も昔ながらの天井の高いお店で趣がありました。
店主自身が会場であった3331(旧練成中学校)の生徒だったとのこと。
浅草橋が学区の一番端に位置し、20分歩いて通っていたということでした。
当時の学校の話、店主の息子の頃の学校の話、廃校寸前だった時の学校の話、
作品作りのあいまに会場の歴史が聞かせてくれました。
浅草橋のお店から3331までトラックで送ってもらう最中の会話でしたが
忘れられない楽しい時でした。
ありがとう、春名社長。
(写真は木材をスクリーンにする作業中のペンと点)


<花文>
花文は末広町の駅から蔵前通りを隅田川のほうに少しいったところにある花屋です。
パフォーマンス中に花を使うということで花屋を捜して
2軒目に立ち寄った花屋だったのですが(1軒目は休みだった)
私の対応をしてくれた女性の店員が3331(旧練成中学校)の最後の生徒だったということで
こちらも昔の、というか廃校になる寸前の中学校の話を聞かせてくれました。
いまはきれいになってる公園部分の昔の話とか
生徒のようすとか
今も昔も変わっていない部分とか
この時に購入した2000円の花束も本当にセンスがよくて
会場でもスタッフの間で話題になりました。(写真は束をばらした状態ですが、、)
結局、この花屋さんで全部の花を購入しました。
素晴らしくセンスが良く、また値段も良心的です。
店員の人、名前を聞かなかったけど、本当にありがとうございました。
また利用したいです。


<日暮里トマト>
日暮里トマトではスクリーン(写真)に使った布を買いました。
結構な雨が降る中、12日?かな、初めての日暮里の生地問屋体験をしました。
トマトっていう大きいお店があるんですね。
無造作?に反物がいっぱいならんでいました。
店員の人も丁寧というよりもちょっと無骨で
懐かしい感じがしました。
お目当てにしていたイメージの布も格安で発見でき
あの巨大スクリーンを完成させることができました。
トマトさん、ありがとう。


<東急ハンズ銀座店>
3331にいて、工具とか材料とかどうすればよいか、と思ったときに
ハンズが銀座にありました。
東急ハンズ銀座店ちょっとオシャレらしいです。
(私は購入にはいかずペンと点がいってくれました)
銀座にハンズがあって本当に助かりました。
ハンズさん、いつもありがとうございます。


<3331のスタッフ>
本当に迷惑をかけっぱなしでしたが
皆さん優しい方達で丁寧に迅速に対応していただきました。
とても心地よく制作ができました。
ありがとうございます。


<青山学院大学社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコース>
青山学院大学社会情報学研究科は私の通っている研究室です。
カメラ三脚、ポスター印刷(写真左下のポスター)、ポスター額、パンフ印刷、
などなどなど
ありがとうございます。


<お客さん>
そして、参加して下さったお客樣方です。
一人ひとりの名前は当然あげられませんが
皆様がいらしていただけたおかげで公演ができました。
ありがとうございました。
ご来場いただかなくても、声援、励ましの言葉をいただいたお客さんも
ありがとうございました。


こんな感じです。
たくさんの出会い、たくさんの会話の機会を与えてくれた
この作品にも大きく感謝します。


スタッフの方々もお疲れさまでした。

2011年5月19日木曜日

5/21はら塾カフェ野菜ピクニック@代々木公園


私が参加しているはら塾カフェのブログから転載です。
はら塾で5/21に代々木公園でピクニックをします。
ただのピクニックではありません。
どんなピクニックかは下記をご覧あれ〜
参加者も続々集まっております(幅広い年齢層です。家族での参加もあります。)

(以下、はら塾ブログから転載)
今回は、茨城の農家さんをお呼びして、
みなさんと一緒にワイワイとお話しながら、
おいしい茨城野菜を頂きたいと思います。

来てくださるのは、
メロン、米、ホウレンソウなどを生産される茨城の農家、
鈴木伸也さん(43歳・独身)とそのお仲間。

茨城は関東圏のなかでも
もっとも恵まれた土地と言われています。

土地が豊かなので、何を作っても美味し物が採れる。
海も山もある。
実は、東京の食の台所でもあります。

山間部で生産されるコシヒカリは、
魚沼産に並ぶうまさのものもあるんです。

ところが、みなさんがご存じのように、
風評被害にさらされている土地でもあるわけで。
(茨城で栗拾いをする塾長)


茨城の隠れた実力は
あまり知られていないのが残念な現状。

実際に茨城の土地が持つ魅力をお伺いしながら、
風評被害の現状を生の声としてお伺いしたいと思います。

本当に美味しい栗でした。塾長も満足げ。

さらにさらに!
・野菜の食べ比べ
・手作り野菜ジュース
・ソーラークッカーでネギ焼き
と、盛りだくさんの3時間をお届けしたいと思います!


春のひとときを、農家さんと共に語りながら
ゆっくりと過ごしてみませんか。

もちろん料理は、はらカフェ
お得意のパーティー仕様でお届けします!

みなさまの持ち寄りも大歓迎です!!
参加費:2500円(料理代など全て含む)
※農家さんから取れたて野菜を購入される場合は実費となります。

2011年5月18日水曜日

5/19クラヤミノtones

もう明日ですがクラヤミノtones『女性のホーメイを聞く』
5/19に渋谷uplinkで行います。


トゥバ人に伝わる伝統的な歌唱法ホーメイまたはフーメイは
トゥバ共和国に伝わる伝統的な歌唱法です。
トゥバ共和国はアジアの中央に位置し、
隣接する民族の文化が入り混ざりながらも独自の文化を形成している国です。


ホーメイをやる女性は本国でも珍しいそうです。
今回のゲスト・澤田さんの声はとても良いです。


澤田さんは2009年夏トゥバに3ヶ月間渡り
草原やタイガの美しさ、 遊牧の営みに深い感銘を受け、
現地のホーメイのフェスティバルにも出場。
帰国後、モンゴルレストラン等で演奏活動をしています。
昨年5月には東京にてハワリンバヤル2010に出演。
その後、渡トゥバし、トゥバの伝統楽器イギルと共に古くから受け継がれている唄を学び、
現在、都内にて演奏活動中です。


澤田さんの弾いている楽器はイギルといいます。
イギルとは馬頭琴の原型となる2弦楽器(3弦もある)です。
弦と弓はそれぞれ、馬の尻尾の毛100本程を束ねて作られています。 


今回はなんと参加者は暗闇でイギルと一緒に声を出すことができます。
つまり、イギルと暗闇で共演です。
私たちも初めての体験です。
どうなるのか楽しみです。
是非、ご来場下さい(明日ですが)



クラヤミノtones『女性のホーメイを聞く』 

日程:2011年5月19日(木)
時間:19:30開始、21:30終了予定(受付は19:20までに済ませてください)
定員:50名限定
料金:予約3,000円、当日3,500円(アフタードリンク付き)

場所:渋谷アップリンクファクトリー
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F 
TEL:03-6825-5502

予約方法(事前予約必須):
このイベントへの参加予約をご希望の方は
(1)お名前、(2)人数、(3)住所、(4)電話番号を明記の上、
件名を「予約/クラヤミノtones」として、factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。
人数調整がありますのでキャンセルは必ずご連絡下さい。

注意点:
・嗅覚が敏感になりますので香りの強い食べ物や香水はお控え下さい。
・光る物、音の鳴るものは持ち込まないで下さい。
・完全暗転になりましたら途中入場が出来ません。
・長時間声を出し続けますのでペットボトルで水をご持参してください。
・暗闇に不安のある方はご遠慮ください。
・15歳未満の方や聴覚に問題のある方は参加できません。
・記録の為に写真や録音を行っています。
 (写真は主にHPで使用、録音はyoutube、SoundCloudで公開する場合があります)

主催:㈱BF.REC、共催:UPLINK



会場でお会いできるのを楽しみにしております。

5/8から始まる一週間

8日、午前、造形大のペンと点メンバーの藤川君に荷物をもらいに渋谷で待ち合わせをする。その後、大学院で作業。午後、初台のオペラシティーギャラリーにホンマタカシの写真展を見に行き、雑司ヶ谷の手作り市に行く(写真)。夜は新宿で3331の方と打合せ。


9日、午前、大学院に荷物を取りにいってから3331に搬入。午後、仕事。夜、3331にもどり舞台の仕込み(写真)。公演日程に土曜日の午前中が追加されました。


10日、午前、仕事。午後、3331にて仕込み。本日のミッション花屋探し。お金の計算。宣伝。


11日、終日3331にて仕込み。午前中にスクリーン用の布を購入しに日暮里へ。そのあと、浅草橋の木材屋にたちよる。作業はスクリーン作り。花屋探し、など。図らずも始めての日暮里生地問屋街体験。浅草橋で立ち寄った材木屋は三申材木という材木屋で、店主は現3331である元練成中学校の出身だった。昔の3331こと練成中学校のこと、材木を買いにくるCET関係のアーティストのこと、お子さんのことなどを伺いながら車で浅草橋から3331まで送ってもらった。その後、スクリーン作りはペンと点メンバーにほとんどまかせ(写真)、作品中で使う花を買う花屋探し。立ち寄った花文さんの店員の方も練成中学校の出身だった。しかも、最後の卒業生だったということで、当時の練成中学校の話も聞く。この花屋さん、本当にセンスのある花屋さんです。料金はいいし、なにより花束のセンスがいいです。是非、ご利用下さい。


12日、午前、仕事。午後、3331にて仕込み(写真上)。坂本君の動物的感に感謝。夜、ペンと点のメンバーとサイゼリアでご飯(写真下)。


13日、終日3331にて仕込み。ゲネプロ。夜、はら塾カフェスカイプミーティング。仕込みから早めに帰る。写真はゲネプロ終了後のミーティング。


14日、終日3331にて「群れが生きのびている。私を抱えて、離れて」本番。14時の部、15人、18時半の部、39人の来場でした。ありがとうございます。終演後、軽くご飯。写真は14日の終わりにとった今回のスタッフの集合写真。写真を撮ってくれた明治大学カメラクラブ埴岡くん、ありがとう。








2011年5月13日金曜日

ハゲを崇める女子高生

今日の帰り道、前にかなりキレイなハゲのおっさんがずっといました。
奇麗だ、まったく何も生えていない。
雨上がりの半月と交互にハゲを見るうちに一つの名言を思い出しました。
ヤングマガジンでやってた漫画で、タイトルはわすれたけどハゲの刑事が言うんです。
「ハゲはセクシー」って。

脱毛を考える女子諸君に関して
ハゲを忌み嫌う人もいるようですが、
ハゲは敬う象徴なのではないでしょうか。
彼氏と行くようなお祭はほとんどが五穀豊穣を祝う祭です。
それは自分のすね毛を刈り取ることを祝うことと一緒です。
なんれば自分たちでハゲを祭る祭を作ったらどうでしょうか。
いやぁ、いいなぁ、そんな祭。祭る意味有り。


2011年5月10日火曜日

5/1から始まる一週間

5月1日、午前、大学院で作業。午後から夜、クラヤミノtones。別のページで内容のレビューしています。この日は渋谷のホテル街にあるナチュラルエリップスで行われました。


2日、日中、仕事。夜、大学院で広報作業。その後、深夜バスで石巻へ。連休の始まりということで深夜の特急バス乗り場は人でごったがえしてました。友達3人とバスに乗り込みます。写真は深夜バスがサービスエリアで休憩していたときの日の出の写真。サービスエリアも車で人が寝ていたり、大量の車が停車していて、深夜なのに目をギラギラさせた人がいっぱいいて、どこかに「行く」、「帰る」という欲求は強いものだと感じました。


3日、朝、石巻着。昼から鹿妻地区の被災地の孤立化している高齢者の調査。午前中はお世話になるNPOに到着するも何をしていいかわからず休憩状態。午後から被災地の避難所になっている小学校を周り、それから実際に被災がひどい地区で調査。当然なんだけど、石巻の全土がひどいわけではなく、本当にひどいのは海側の地域。まだ家に車が突き刺さっている家、がれきの撤去が終わっていないところが多々ありました。(写真)現地のレビューに関してははら塾メンバーのコージーのかいたHRインスティチュートのブログが詳しいです。ご覧下さい。




4日、日中、湊地区の調査。夜、ビールを飲んで寝る。湊地区に行く際に南浜町を通りました(写真)。文字通り壊滅状態でした。東京にいて写真で見ているのと実際に目で見るのではかなり開きがありました。湊地区もかなり状況がひどく、水産加工工場から流れ出した魚や食品が腐食している臭いが立ちこめていました。かもめが内陸にかなり入り込んで生活しています。たぶん食料があるのでしょう。ほとんど住んでいる人はいませんでした。でも、ちょっといるんです、電気も水道もないようなところで。そういう人は自己責任で避難所を出た、ということになるので支援が届かなくなります。そういう人に支援を届けるための調査でした。夕方になると海面の水位があがり、冠水します(写真)。




5日、午前、受け入れ先NPOの倉庫の整理。午後、牡鹿半島を物資を送るがてら一周する。夜、温泉。届けたのはナノバスという服を着なくても入れるお風呂的な何か(写真)。おばちゃん達がとても喜んでました。牡鹿半島の漁村のほとんどは壊滅状態でした。メディアで見る大きな街とは別に小さな街も大量につぶれているのだと知りました。でも、海も空も山も奇麗でした。


6日、日中、東京へバスで移動。夜、鈴木亜紀さんのライブ。




7日、午前中、ステファンさんが自宅に訪問してくれました。その後、放課後教室に遊びに行く。昼は事務仕事。夜は横須賀デザインラボさんとご飯。6月から8月まで自宅でワークショップを毎週日曜日に行おうと思っています。そのときにご協力いただくステファンさんが雨の中下見にきてくれました。その後、一緒に放課後教室に行き、私は子どもとそのまま遊びました。フラフープが癖になりそうです。夕方は逆に私がステファンさんの家に行き、奥様の詩子さんとこちらもワークショップの打合せ。詩子さん、ステファンさん宅は自宅をカフェにしてます。とても素敵なカフェです(写真)。