2011年1月19日水曜日

覇気を纏ったおじさん

中学生位から
やくざに追われた事がない人は大物にならない、と信じていて
で、私はやくざに追われる経験がないまま幸せに31になってしまいました。

この前、ある打上げで、年上の男性から
中学生のときに同じ中学の片目の先輩と
学校ではなくツバキハウスで知り合いになったというエピソードを聞きました。
その人は二十歳の時に大物の女に手を出して
西成に一ヶ月身を潜めたらしいです。
私よりも20歳弱年上の人です。
いま、片目の先輩なんていないいですよね。
女問題で一ヶ月身を隠すってないですよね。
いや、人によってはそういう人生を歩んだ31もいるんだろうけど

7年くらい前に
新潟の酒屋の息子の実家の家に泊まりにいきました。
いろんなエピソードは聞いていていました。
そいつの親父がどれだけ怖いか、また、どれだけ丸くなったか。
でも、いざ泊まると、丸くなったにせよそのオーラは健在でした。
風俗街の酒屋の店主なのですが、20代中盤の私が怖くて声をかけれませんでした。
ワンピースのルフィしかり、気絶しないように気を保つのが大変なくらいでした。

同じく7年前にボイスパフォーマーの巻上公一さんのワークに出た時の事を思いでします。
「巻上さん、私の印象はどうですか?」
「んー、覇気がないね」
そうだよね、覇気がないね、と私はその時ひどく納得したのでした。

今の私の覇気はどれくらいでしょうか。
多分、7年前よりかはいいとは思います。
でも、昔はとんでもない覇気をまとった人が町中にいたもんです。
もう声もかけれないくらいすごいオーラをもったおっさんが。
そこまでいかないでも、大人として覇気は纏いたいな、と思います。

纏うっていいですよね。
ワンピース、すごい。
最近は縁って言葉も使ってるし。

0 件のコメント:

コメントを投稿