2011年5月23日月曜日

5/14-15『群れが生きのびている。私を抱えて、離れて。』レビュー

5/14(土)と15(日)に3331 Arts Chiyoda / 1F メインギャラリーにて
『群れが生きのびている。私を抱えて、離れて。』
http://leiruharantvideo.blogspot.com/2011/04/blog-post.html
の公演を行いました。
全4公演でしたが各会とも満員御礼となり、
入れなかったお客様にはたいへんご迷惑をおかけしました。
また、ご来場いただいた方はまことにありがとうございます。


さて、この作品は複雑系科学者である池上高志先生の作ったSound Swarm※と
音楽家・批評家である大谷能生さんがセッションをする作品です。
その全体を美術家の河村美雪さんが作品化しています。
(※Sound Swarmは大量のサウンドファイルが、まるで生き物のように
自律的に相互作用しながら群れを作り、
仮想空間を動き回るシステムです。)


難しいことは私はわからないので
作品の批評的なことは私はやめまして、
ここではこの作品の影の立役者たちをご紹介しようと思います。
(これも私が知っている範囲なので
私の知らないところでの立役者の方には申し訳ないですが)


<東京造形大学ペンと点のみなさん>
東京造形大学は八王子のほうにある美大です。
私は今年に入ってから旧学食で面白いことをしようとしている
ペンと点のメンバー(写真)とちょこちょこ会うようになり
今回も大いに手伝ってもらいました。
彼らなしではこの作品はできあがらなかったと思います。
スクリーンを作ってくれたり、
プロジェクタの台を作ってくれたり
暗幕を張ってくれたり
本当によくアシストしてくれました。
ありがとう!
あと、最終日のトークにはお忙しい中、
東京造形大学学長の諏訪敦彦先生もいらしていただきました。


<東京工芸大学の大海研究室のゼミ生>
プログラミングにもクレジットされている
大海悠太先生のゼミ生たちが手伝ってくれました。
東京工芸大学は厚木と中野にキャンパスがありますが、
大海研究室の方は厚木の方です。
遠くからどうもありがとうございました。
もくもくとスクリーンの設置方法を力学的に考えてくれたり(すごい!)
いろいろな買い出し作業もしてくれて、
ちょっと眼を離したときには仕事が終わってました。
あんまり話せなかったけど、本当に味わい深い若者たちでした。


<明治大学カメラクラブ>
私の出身サークル明治大学カメラクラブからは撮影スタッフとして
埴岡大樹さん(昼寝中の写真)が手伝ってくれました。
私の4年生のときに比べたら
顔も身体も、そして、技も熟達していて、
何人か子どもがいるんじゃないかと思いましたが
とっても若くて、腕がよくて、なにも心配もせずに全て任せてしまいました。
このイベントの本番の写真は全て彼が撮ってくれてます。
本当にありがとう。
またご飯を食べにいこう。


<BF.REC>
BF.RECクラヤミノtonesを主催している会社です。
今回の会場入口の暗幕はこのBF.RECからお借りしました。
大きくて、分厚い遮光のできる暗幕(写真)というのはとても高価で、
お借りすることができて本当に助かりました。
ありがとうございます。




<FOSTEX COMPANYのスピーカー>
会場を取り巻いていた6つのスピーカーは
FOSTEX COMPANYさんからお借りしたものです。
音がメインの難しい作品でしたが
FOSTEX COMPANYさんのお力添えがあって実現しました。
ボディもシンプルでかっこいいスピーカーで
私も家にほしいくらいですが、、、


<三申木材>
三申木材会場真ん中につってあったスクリーンの骨になっていた材木を買った材木屋さん。
浅草橋の駅のすぐ近くにあります。
お店も昔ながらの天井の高いお店で趣がありました。
店主自身が会場であった3331(旧練成中学校)の生徒だったとのこと。
浅草橋が学区の一番端に位置し、20分歩いて通っていたということでした。
当時の学校の話、店主の息子の頃の学校の話、廃校寸前だった時の学校の話、
作品作りのあいまに会場の歴史が聞かせてくれました。
浅草橋のお店から3331までトラックで送ってもらう最中の会話でしたが
忘れられない楽しい時でした。
ありがとう、春名社長。
(写真は木材をスクリーンにする作業中のペンと点)


<花文>
花文は末広町の駅から蔵前通りを隅田川のほうに少しいったところにある花屋です。
パフォーマンス中に花を使うということで花屋を捜して
2軒目に立ち寄った花屋だったのですが(1軒目は休みだった)
私の対応をしてくれた女性の店員が3331(旧練成中学校)の最後の生徒だったということで
こちらも昔の、というか廃校になる寸前の中学校の話を聞かせてくれました。
いまはきれいになってる公園部分の昔の話とか
生徒のようすとか
今も昔も変わっていない部分とか
この時に購入した2000円の花束も本当にセンスがよくて
会場でもスタッフの間で話題になりました。(写真は束をばらした状態ですが、、)
結局、この花屋さんで全部の花を購入しました。
素晴らしくセンスが良く、また値段も良心的です。
店員の人、名前を聞かなかったけど、本当にありがとうございました。
また利用したいです。


<日暮里トマト>
日暮里トマトではスクリーン(写真)に使った布を買いました。
結構な雨が降る中、12日?かな、初めての日暮里の生地問屋体験をしました。
トマトっていう大きいお店があるんですね。
無造作?に反物がいっぱいならんでいました。
店員の人も丁寧というよりもちょっと無骨で
懐かしい感じがしました。
お目当てにしていたイメージの布も格安で発見でき
あの巨大スクリーンを完成させることができました。
トマトさん、ありがとう。


<東急ハンズ銀座店>
3331にいて、工具とか材料とかどうすればよいか、と思ったときに
ハンズが銀座にありました。
東急ハンズ銀座店ちょっとオシャレらしいです。
(私は購入にはいかずペンと点がいってくれました)
銀座にハンズがあって本当に助かりました。
ハンズさん、いつもありがとうございます。


<3331のスタッフ>
本当に迷惑をかけっぱなしでしたが
皆さん優しい方達で丁寧に迅速に対応していただきました。
とても心地よく制作ができました。
ありがとうございます。


<青山学院大学社会情報学研究科ヒューマンイノベーションコース>
青山学院大学社会情報学研究科は私の通っている研究室です。
カメラ三脚、ポスター印刷(写真左下のポスター)、ポスター額、パンフ印刷、
などなどなど
ありがとうございます。


<お客さん>
そして、参加して下さったお客樣方です。
一人ひとりの名前は当然あげられませんが
皆様がいらしていただけたおかげで公演ができました。
ありがとうございました。
ご来場いただかなくても、声援、励ましの言葉をいただいたお客さんも
ありがとうございました。


こんな感じです。
たくさんの出会い、たくさんの会話の機会を与えてくれた
この作品にも大きく感謝します。


スタッフの方々もお疲れさまでした。

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